甘柿(がんざん)
秋の楽しみのひとつ。
柿を食べること。
山ぼうしの樹の駐車場に、昔からある大きな柿の木があります。
「がんざん」と呼ばれている柿の木で、別名「伽羅柿(きゃらがき)」とも言うそうです。
2年前は豊作でしたが、昨年は、なんとひとつも実りませんでしたので、
秋の楽しみがひとつ減ってしまい残念でした。
けれど、今年はまたもや豊作すぎて間引きしなければならないほどです。
一つ一つに栄養が行き渡りにくいのか、色づきも遅い気がします。
が、まだ早いとはわかっていても、代表ミズタは青いうちからかじりついています・・・
「がんざん」は、佐賀県が原産の柿で、昭和天皇がお召し上がりになり「おいしい」と喜ばれた柿だそうです。その柿の樹齢はなんと400年。
不思議なことに、50年~100年以上の古木でないと甘みが出てこないという柿だそうで、
時間がかかることや、甘がきの代表である「富有柿」という柿が出てきたことから、次第に姿を消していったそうです。
柿には栄養が豊富に含まれており、
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど
栄養価が高く健康食品として非常に優れていると言われています。
カリウム・ビタミンA、ビタミンCなども豊富で、特にビタミンCに関しては、柿を一つ食べると一日に必要なビタミンCをほぼまかなえるとか。
それは、葉っぱも同じで、みかんの約30倍。お茶にしてもおいしいですよ。
疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止、二日酔い防止に効果があるといわれている柿。
これからの季節、毎日ひとつ持ち歩きたいくらいですね。