迷い犬
先日、奇跡的な出来事がありました。
甲佐町の乙女河原の近くで、代表ミズタが迷い犬を発見。
気になって後をつけていたようなのですが、車に何度もはねられそうになっていたので、ロープを取りに工房へ。
私も合流し、居た場所へ行ったのですが、探しても見つからず・・・。
飼い主さんが見つけてくれたのか・・・でも、もしかすると、川に落ちたのではないか。
など考えながら探していると案の定。
緑川へと続く深い用水路に落ちて流されていたのです。
急いで救出。
本当に危機一髪でした。
よっぽど怖かったのか、抱きかかえるとキューンと泣き、ペロッと頬をなめてくれました。
工房へ運び、甘噛みしない看板犬を目指している「こむぎ」と対面。
とりあえず名前をクロちゃんと名付け、大丈夫だよ~と声かけや、餌をあげていると、だんだんと落ち着きを取り戻してきました。
首輪もしてない、足は悪いようでガタガタ震えがとまらない、目は少し白内障のような感じ、歯も弱っているのかカリカリ餌はは苦手のよう。
もうだいぶおばあちゃんのようです。
見つけたのが金曜日だったので、月曜の朝、保健所へ連絡してみると、ちょうどその頃に、クロちゃんに似た迷子届がきていたそうで。
飼い主さんはすぐに見に来ます!とのこと。
そして、ご対面。
間違いありませんでした。
クロちゃんはマロちゃんという名前でした。
16歳という高齢なワンちゃんでした。
ちょっと大きめの首輪をつけていて、気が付いたらもういなくなっていたとのこと。
認知症もあって、きっと帰り道が分からなくなったんでしょう。
本当に良かった。
短い間だったけど、コムギも年上のお友達ができてこの表情。
マロちゃんはちょっと迷惑そうだったけれど。笑
今頃、大好きな飼い主さんの側で、穏やかな表情でいることでしょうね。
ありがとうマロちゃん。