​優しい暮らしは、素材選びから

有機野菜にこだわり、家庭菜園をつくる人が増えています。
おいしさはもちろん、健康と安全を考えてのことでしょう。
住まいも同じです。家に薬品をかけたくないのです。
数多くの建築材料が出回っている中で、
「住まいに取り込みたい」と思うものはいくつあるでしょうか。
私たちは、自然界にある素材を、できるだけそのままの姿で使って家を建てることが、最も自然体で体にも優しいと思っています。
それは、ゆずれない私たちの気持ちで、住む人のこと想うと

当然の責任と考えるからです。

私たち人間も自然の一部です。
本来的に自然と共にあってこそ健康で生きることができるのです。
太陽や空や風や土を感じ、鳥や虫たちの声を聞きながら家族がみんな元気で、笑顔があふれる家。
小さくても、シンプルでもいいのです。

​からだにいいことは、だいたい、

​ちきゅうにもいい。

木の家が心地いいのは、木のおかげではありません。
木や土や紙や畳などが生きて、呼吸しているからです。
もし室内の湿度が高ければ、その水分を吸ってくれ、
また、室内が乾燥していれば適度に発散してくれます。
鉄・コンクリート・ガラスなど無機質な材料ではこうはいきません。
自然から生まれた、生きた素材だからこそ
私たちにとけ込んでくれるのです。
機械的な難しいことはいりません。
ただ、素材を知り、それに合った生活をすればいい。
適材適所に素材を生かし、自然体で暮らすことが、
家にも、人にとっても、心地がいいのです。

木材

​地産地消で気候風土に合う家

​人も生まれ育った土地が、その人に合っているように、木材も育った場所で使われることが一番合っています。世界最古の木造建築である法隆寺を建てた宮大工も「木は生育のまま使え」と言葉を残しています。そうすることで、気候風土に適した丈夫で長持ちする家を建てていたのです。

同じ日本でさえ、南と北では環境が違うので、できれば地域の木をつかうことが良いでしょう。

昔は、今のように交通も発展していなかったので、いわずと地域の木をつかってきました。

それにより、地域経済の発展や森林環境の保全にも繋がっていくのです。

​​私たちに優しい木材

​昔から馴染み深い木材「スギ」は、

真っすぐな幹で建材として利用しやすいことと、程よい硬さで足腰に負担が少ないこと。

また、フィトンチッドという香り成分による癒し効果。高い抗菌作用やカビ防止・ダニの抑制効果も期待できる最適な木材です。

​​「小国杉」

熊本県の北端部に位置する小国町。

九州のブランド杉のひとつとして、

木材市場では高い評価を受けています。

小国町は山間高冷地帯のため、九州でありながら、夏は涼しく、冬はマイナス10℃の厳しい寒さが訪れる地域。​

この寒暖の差が、木目の詰まった比重の高い丈夫な小国杉をじっくり育ててくれます。

​  ごきげん

​​「五木源材」

標高1000mの山々が連なる九州山地の奥深く、水質日本一の清

「川辺川」がラムネ色に流れる美しい自然に恵まれた五木村は約96%が森林で覆われています。

五木の森で大切に育てられた木は「葉枯らし天然乾燥」されるため、中心部が鮮やかなピンク色となり、周辺部も本来の明るい白さを維持します。 ※森林認証SGECを取得。

​​「FSC®森林認証材」

九州で唯一のFSC®森林認証の村、宮崎県諸塚村。

諸塚村は、宮崎県の北部に位置する人口約1800人の小さな村です。古くから豊かな森林資源を生かした生業を営んできました。豊かな森を守る取り組みが評価され、2004年にはFSC®認証取得という、

全国的にも希有な先進的な環境共存型の森林経営が実現されています。

​珪藻土

​植物性プランクトンの化石

珪藻土とは、植物性プランクトンの遺骸が永年にわたって堆積してできた珪藻の化石からなる岩石です。

優れた調質作用と、耐火性と断熱性に優れている塗壁材として使用しています。

しかし、珪藻土だけでは固化できず壁材に使えないため、添加剤などと混ぜ合わせて使うのですが、注意したいのは、珪藻土の呼吸を妨げてしまうような樹脂などが含まれていないものを選ぶことです。

商品名は珪藻土でも、実際には効果を発揮できないものも多くあるのです。

また、本来、珪藻土は静電気も帯びないのでホコリなども付きにくいのが特徴です。
 

リモナイト

​阿蘇山が生み出した"奇跡の土"

熊本が世界に誇る大自然、世界一のカルデラ「阿蘇山」の噴火により溶出された蓄積物が阿蘇リモナイトです。

鉄分やミネラルを多く含み、動物や人の健康や美容のサプリメントに活用されるだけでなく、まわりのガスや有害な化学物質などと結びつく性質を持っている土です。

アンモニア臭やタバコなどの嫌な臭いも吸着することによって、

室内の空気を浄化し、快適な儒環境を保ちます。

また、リモナイトの効果は脱臭・吸着・浄化だけではありません。

最近の研究では、シロアリやムカデなどの害虫が近寄らないということが分かってきました。

リモナイトはまさに、大自然が育んだ奇跡の土で、現在はその能力を活かして、さまざまな用途に活用されています。

​和紙

​草木染の手漉き和紙

手漉き和紙は、ただの紙ではありません。

今、日本で流通している和紙の90%は機械抄きです。

和紙の原料である植物(こうぞ)を使った手漉き和紙は、機械抄きのものと比べるとはるかに上の強度をもっています。それは、まるで布や革のようで、使いこむほどに柔らかくなっていきます。

破れにくい化学繊維でできた和紙もありますが、せっかくなら手漉きの和紙を選ぶことも良いでしょう。

そして、手漉きの和紙を、草木や土などで草木染めをした和紙は、とても美しく、同じ模様はありません。

これが自然素材というもので、だからこそおもしろいのです。

また、自然素材の和紙は、調湿作用や調光、断熱、吸音などの効果も持っています。

​い草

​八代産"無染土"の畳

日本人の生活に身近な畳は、足腰に負担がかかりにくく、

抗菌効果や脱臭効果、防音、リラックス効果など様々なメリットがあります。

近年では、海外でも注目されているそうですが、有害な薬品で防虫処理が行われていたり、

着色や香りづけ、防カビ材を施されている畳が増え、これが原因で体調不良を起こしてしまう方も多くいるのです。

流通している畳の約8割は中国産ですが、私たちが使用する畳は、八代産のい草を使用しています。

自然農法で育てられたい草を無着色で化学薬品も使用していません。

また、通常は刈り取られたい草を"染土"といって泥につける泥染めを行います。

この作業によって、い草の乾燥を早めたり日焼けの予防、香りの増殖といった効果を得ることができるのです。

しかし、"無染土"はその泥染を行いません。

無染土のほうが手間はかかるのですが、自然のまま使うことで、

土の粉っぽさがなくなり、アトピーなどを引き起こす可能性の軽減されるのです。

​木の断熱材

​木の繊維で多機能エコ断熱材

ウッドファイバー(木質繊維断熱材)の原料となる木材は、林地残材や間伐材など。

北海道の工場では、木を無駄にすることなく活用し、材料から製造工程に至るまで化石燃料に極力依存したい省エネルギー生産を実現しています。

ウッドファイバーは、申し分のない断熱効果を発揮します。

夏には、暑さが室内に到着する時間を遅延させ、涼しい室内環境に、

冬には、室内の温度変化がおこりにくい環境を創出。

よって年間を通して、室温の変化が緩やかになり、冷暖房費の削減にも貢献します。

​また、木が原料ですので、調湿性能をもっており、防音性にも優れています。

ウッドファイバーは日本工業規格(JIS)・間伐材マーク・エコマークの認定を受けた環境にも健康にも優しい断熱材です。

​モイス

​MOISSでつくる健康で強い住まい

モイス(MOISS)のコンセプトは、「真に健康で安全な建材」

アスベストはもちろんのこと、アレルギーやシックハウスを起こすといわれている石油系化学物質や重金属も一切使用していません。

モイスは、調湿・消臭効果をもっており、結露やカビ、ダニの発生を抑制したり、臭いを吸着・分解する機能があります。

そして、優れた耐震性を持っていることも魅力です。

2016年に起きた熊本地震でも、その実力を発揮してくれました。

壁面が一体となり、力が分散されるので、地震に強く、しっかりと受け止めてくれます。

木造用耐力壁としての優れた耐震性が実証され、万一の時も、大切な家族を守る頼れる壁になるのです。

また、モイスは火災に耐えることができる、いわば"燃えない木"です。

火を当てても、煙や有毒なガスの発生はありませんし、建築基準法に基づく法定不燃材の認定も受けています。

木のような加工性の良さと、優れた性能をもちながら、燃えることがないのです。

そして、建材としての役割を果たした後は、土に還すことができる素材です。

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