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風化する家と劣化する家​

「劣化」という言葉を聞いて、いったい何を思い浮かべますか?
金属がさび付き、ボロボロと崩れるようすや、高層ビルなどのガラスが割れ、人の気配がないようす。

がれきの山をイメージしたり・・・
きっと、ほとんどの方は、あまり良いイメージを持たないことでしょう。
それでは、「風化」はどうでしょう。
劣化に比べ、自然に溶け込んでいくようなイメージ
を持たれる方もいると思います。

「劣化」と「風化」の使い分けを調べてみると、どうやら「風化」は自然物に対して使われ、「劣化」は工業製品など人工物に対して使われるようです。

私たちが目指す住まいは、最後は地球に還せる素材でつくること。
これから先、私たち人間にどんな未来が待っているのかは分かりません。
もし人間の手で土に還せないとしても、時がたてば、自然と土に戻っていく素材。
それが木材なのです。

「住まい」としての役割を果たしたあとは、時間をかけながら風化していく姿を想像することも大切だと思います。