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空気と、水と、場所

動物たちが、自分たちに一番適した場所に巣をつくるように、私たちも場所と建築材料を適切に選び、住まう技術を進化・発展させてきました。

縄文人は、いい風は通っているけれど強風をさける場所や、いい水は得られるけど水害が生じない場所を巧みに選んで住まいをつくったといいます。

しかし、弥生時代に入ると、稲作が入ってきて、容易に水を得られる場所へと住居を移動することになりました。つまり、生産活動にとって都合のいい場所に住まいを構えるようになったのです。

人間の健康にとって「空気と水と場所」が大事だと最初に文字にしたのは、医学の父ヒポクラテスでした。

空気とは風のこと、水は飲料水のこと、場所は地形や地質のことで、医師はその土地に赴任したらそれらを先ず調べることだと、ヒポクラテスは口を酸っぱくして言っています。