手づくり蚊取り線香
夏といえば・・・風鈴の音と蚊取り線香。
でも、蚊取り線香ってそもそも何だろう?
人体に影響はないの?
気になったので、手作りしてみることにしました!
基本の材料は、除虫菊の粉:たぶ粉(1:1)
今回は、基本の材料に加えて、燃えやすいように炭の粉末も入れてみました。
防虫効果のある、よもぎの粉などをいれても良いようです。
左が除虫菊。右がたぶ粉
除虫菊(シロバナムシヨケギク)とは、
マーガレットに似た花でピレトリンという天然殺虫成分を持っています。
ピレトリンは、人間などの哺乳類には毒性が無く、昔から虫除けとして日本の夏の安心快適生活に貢献してきたそうです。
しかし最近では、合成殺虫剤やピレトリンを人工的に改良したものを使用することが増え、除虫菊の蚊取り線香はあまり見られなくなったとか。
タブ粉とは
家具などの材料にもなるタブノキの葉の粉末で、線香をつくるうえで繋ぎ材となる。
匂いを嗅いでみると、それはもうお線香の香りでした。
水を適量入れて、粘土のようにコネコネ・・・
好きなカタチに整えたら、あとは乾かすだけです。
出来上がった蚊取り線香に、火をつけてみると・・・
見事、煙が立ち上りました!
市販のものを使うより安心安全で、学びながら楽しく作れました。
これは、夏休みの自由研究に最適ですね!
ぜひ、お試しあれ。